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大嫌い
第10章 エピローグ
「ご、ごめんね!でもコレは…」

「イワオ君、何してるの?」

美羽ちゃんの冷たい声が背中に突き刺さる。

「何って…あの…」

彼女の視線は僕の手に注がれていた。
右手は包みをしっかりと握りしめているから問題ない。

だけど、左手が…
由羽ちゃんのペッタンコな胸を触っていた。


「え?まさか、誤解してないよね?僕はただ…」


「イワオ君なんか、イワオ君なんか―――…」







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