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大嫌い
第3章 七年前(磐尾)
嫌がる美羽ちゃんのパンツを剥ぎ取った僕は、洗面所でそのプリント柄の小さな下着を手洗いし、洗濯機に放り込んで乾燥ボタンを押した。

部屋に戻っても、彼女は仰向けに寝たまま泣いている。

「おもらししちゃったの黙っててあげるから、僕のこともパパとママにはナイショだよ?」

「…ぅん」

漏らした原因を作ったのも僕なのだが、美羽ちゃんは言及せず素直に頷いた。
よっぽどおもらしが恥ずかしかったのだろう。
少しだけ罪悪感で胸が痛んだ。




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