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大嫌い
第4章 七年前(翔子)

「パパより?」
美羽は首を傾げて考え込む。
「そう、美羽が大きくなったらパパ以外の人とギュッてしたりチューしたりしたくなるかもしれない。でもね、本当にその人とそうしたいのかをよ〜く考えて欲しいの。もしも美羽の気持ちを考えないで何かしてくる人がいたら蹴っ飛ばしてひっぱたいて突き飛ばして逃げること!分かった?」
まだ難しくて理解できないのか、美羽の顔色が冴えない。
「ごめんね、急にたくさんお話ししすぎたかな?そうね…パパより好きな人ができたらママに教えてくれる?そうしたらまたお話ししようね」
翔子はもう一度美羽の髪を撫で、ギュッと抱き締めた。
美羽は首を傾げて考え込む。
「そう、美羽が大きくなったらパパ以外の人とギュッてしたりチューしたりしたくなるかもしれない。でもね、本当にその人とそうしたいのかをよ〜く考えて欲しいの。もしも美羽の気持ちを考えないで何かしてくる人がいたら蹴っ飛ばしてひっぱたいて突き飛ばして逃げること!分かった?」
まだ難しくて理解できないのか、美羽の顔色が冴えない。
「ごめんね、急にたくさんお話ししすぎたかな?そうね…パパより好きな人ができたらママに教えてくれる?そうしたらまたお話ししようね」
翔子はもう一度美羽の髪を撫で、ギュッと抱き締めた。

