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第7章 澪の拒絶

ーーー。

お酒を飲んだら後は酔うのみ。

「ちょっと…澪飲み過ぎ…」

『…っ寂しいんですっ…』

「…」

竜司君が仕事熱心なのは分かる。

この前も会社の広報に載ってて格好いいなぁなんて思ってた…

もう一人、だれかいたけど

いつも帰って来るのは夜中。

出勤も先に行って…

このままじゃ身体も壊しちゃうし、何より話すことさえ出来ていない

『…っ竜司君…』

会いたいよ…

微睡みの中

「…澪」

心地よい低い声で呼ぶ人は誰なんだろう…