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アネゴ的カノジョ
第4章 蘇る本能
雨に寝れた長い黒髪が、床と背中に挟まれる。
小さな背中に感じる髪の冷たさ。
それでも、熱く火照った杏子のカラダを冷ます事は無かった。
「んはぁっ…はぁ…はぁ………」
絶え間無く左手がグニュグニュと胸を揉み、キュッと乳首を捻る。
脳を刺激する甘美な感覚に柳眉を寄せながら顎を上げ、熱い吐息を吐き出す。
「ひゃ…うぅっ………」
胸を伸ばすように固さを増している乳首を引っ張れば、軽く腰を跳ねらせて甘い嬌声を溢す杏子。
…もう……おっぱい……だけじゃ………
過去の本能が杏子を更に淫らにさせようと唆す。
右手の指先がショートパンツのボタンを外し、ファスナーを下ろしていく。
膝を立てて寝転んだ腰を軽く浮かせ、胸を弄りながら立てた膝までショートパンツをずらす。
肉欲に飲まれて痴態を晒す杏子。
唯一身に纏われた白いショーツが、蛍光灯の明かりの中に晒された。