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異端視されし者~★なぜ、彼は逃亡者と化したのか!?
第10章 呪文を唱えて
ベッタリと張り付き這い上がっていた…。
幸久は、ゾンビ化した2人を払いのけたが、
両の脚を掴んだまま離さない。
クルーザーの主は、木製のオールでゾンビ化した、
と思われた2人を
呪文を唱え、
「グッ、コレは…!」
などと悪戦苦闘して、
力任せにオールを
2人のゾンビに宛がい、
突っついて引き離した。
そして、幸久をクルーザーのデッキへ引っ張り出して助けてくれた。
デッキから船内へ運ばれ、
ソファにへたり込んでいる黒石幸久は、
仰向けになって深く目を閉じた。
暫くは潮風の香りを嗅いでいる…。
「オイ‥洋子サン、舵取りを…あああ!!」
幸久は、ゾンビ化した2人を払いのけたが、
両の脚を掴んだまま離さない。
クルーザーの主は、木製のオールでゾンビ化した、
と思われた2人を
呪文を唱え、
「グッ、コレは…!」
などと悪戦苦闘して、
力任せにオールを
2人のゾンビに宛がい、
突っついて引き離した。
そして、幸久をクルーザーのデッキへ引っ張り出して助けてくれた。
デッキから船内へ運ばれ、
ソファにへたり込んでいる黒石幸久は、
仰向けになって深く目を閉じた。
暫くは潮風の香りを嗅いでいる…。
「オイ‥洋子サン、舵取りを…あああ!!」