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僕の伴侶は蜷局を巻く
第5章 5-初夜
荒々しい欲望の眼差しが、突き出した胸とわずかな下着にそそがれた。彼が深く息を吸うと、ミハルには、吸い込まれる空気の流れが見えるような気がした。
「かわいい」ユウキはつぶやくように言った。「本当に」

ミハルは息をすることもままならなかった。めまいがし、意識が遠のいていく。それなのに欲望は高まっていく。そんな彼女の状態に気づいたのだろう。ユウキはそっとベッドに優しく押し倒すように横たえた。
「覚悟はできたな?」うなるように言うと、ユウキはジャケットとシャツを脱ぎ捨てた。

サテンのような白い肌、引き締まった被弾箇所まである体に鬼のミハルは目を見開いた。筋肉の発達した胸に、手を伸ばし、触れてみたい。なめらかな肌を、撫でてみたい。

ミハルが見とれている間に、ユウキは靴下なども脱ぎ捨てた。ミハルは口の中がカラカラになった。私は何をしているの? 無理だわ。私にできるはずがない。

やがて彼の下着が取り去られ、ミハルの思考は停止した。ユウキもベッドにあがり、彼女を抱き寄せた。ミハルはなぜかほっとし、恐怖がやわらぐのを感じた。彼女はキスに応えた。ユウキの両手が全身の曲線をなぞり、過敏になった肌を優しく刺激する。

体じゅうが燃えるように熱い。両手に続いて彼の唇が全身をつたうと、ミハルは体の隅々が生き返る思いがした。ユウキは彼女の胸の先端を口に含み、両手を蛇尾にすべらせた。その手がふたたび上を目指すや、彼女は期待ともどかしさで頭がどうにかなりそうだった。やがて秘部に達した手は、しばしその場にとどまった。ミハルの身体は強く張りつめた。
「ユウキ」彼女はすがりついた。
「わかってるよ」彼はささやき、胸の頂きをなぞるように、ゆっくりと舌を這わせた。


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