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僕の伴侶は蜷局を巻く
第5章 5-初夜
ユウキは彼女の下着を脱がせ、最も秘められた部分を押し開いた。その内側を指で探り、そっと円を描く。ミハルには、もはや説明など不可能だった。
「大丈夫そうだな」ユウキは囁いた。
彼はベッドに腕を立てて起き上がり、姿勢を整えた。
ミハルは痛みを覚悟し、身構えた。夢にも想像したことがない形で、身体の内側がのび、満たされる感じがしただけだ。
何かを察したように、ユウキが彼女の目を覗きこんだ。彼はゆっくりと身を引いた。気づいたのかしら? ミハルの身体に力がこもる。離れないで。すると、彼は戻ってきた。もう一度。そして、もう一度。
ミハルも彼に従った。激しいリズムが繰り返され、うねる波が、彼女をみるみる高みへと運んでいく。ユウキの額に噴き出す汗が、彼の必死な思いと抑圧とを物語っている。
ミハルはずっと彼の目を見ていたが、やがて目をギュッと瞑って首を左右に振りはじめた。最後にもう一度、身体が持ち上げられたのか、浮いてしまったかと思うと、彼女は岸壁にたたきつけられ、星降る海の泡となって砕け散った。
ユウキもあとに続いた。彼は息を吸う間もなく激しく動いたのち、最後の一瞬、張りつめて、解放の時を迎え、ミハルの身体の上で力尽きた。
呼吸が少しづつ落ち着くのを感じながら、二人ともに、ぐったりとなっていた。ユウキは力強くミハルを抱きしめ彼女の首筋を噛みながら息苦しそうにしているため、彼女は彼が体制を崩さぬよう落ち着くのを感じるまでキュッと抱きしめた。
「大丈夫そうだな」ユウキは囁いた。
彼はベッドに腕を立てて起き上がり、姿勢を整えた。
ミハルは痛みを覚悟し、身構えた。夢にも想像したことがない形で、身体の内側がのび、満たされる感じがしただけだ。
何かを察したように、ユウキが彼女の目を覗きこんだ。彼はゆっくりと身を引いた。気づいたのかしら? ミハルの身体に力がこもる。離れないで。すると、彼は戻ってきた。もう一度。そして、もう一度。
ミハルも彼に従った。激しいリズムが繰り返され、うねる波が、彼女をみるみる高みへと運んでいく。ユウキの額に噴き出す汗が、彼の必死な思いと抑圧とを物語っている。
ミハルはずっと彼の目を見ていたが、やがて目をギュッと瞑って首を左右に振りはじめた。最後にもう一度、身体が持ち上げられたのか、浮いてしまったかと思うと、彼女は岸壁にたたきつけられ、星降る海の泡となって砕け散った。
ユウキもあとに続いた。彼は息を吸う間もなく激しく動いたのち、最後の一瞬、張りつめて、解放の時を迎え、ミハルの身体の上で力尽きた。
呼吸が少しづつ落ち着くのを感じながら、二人ともに、ぐったりとなっていた。ユウキは力強くミハルを抱きしめ彼女の首筋を噛みながら息苦しそうにしているため、彼女は彼が体制を崩さぬよう落ち着くのを感じるまでキュッと抱きしめた。