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僕の伴侶は蜷局を巻く
第7章 7
ユウキは息を震わせて深く吸い込み、さらに一歩、ドアに近づいた。「早くシャワーを浴びろ」
「アナタだって浴びなきゃ。体が冷たかったわ」
「僕は次でいい。近くにいるから、何かあれば呼んで」
「ダメ…」ユウキがドアノブに手をかけると、ミハルは抗議した。妖艶な目つき?「ここにいて。ここで私を支えていて」
ユウキも凍えきっている体にもかかわらず、下腹部の高まりはみるみるよみがえる。「ここにいたら、身体を支えるだけじゃすまなくなる」
ミハルは顎を上げた。「か、勘違いしないで…シャワーなんかじゃ冷えちゃう…」
聞き間違い? ユウキは我が耳を疑った。彼女の見開かれた目は潤み、下唇は震えている。この腕で包み、温めてあげたい。きつく抱きしめ、僕とお嬢様の心臓の音がひとつに溶け合うのを聞いてみたい…。
ユウキは一歩近づいた。「本気かい?」
「アナタが言ったのよ。私の頼みを聞くと!いつ、どんなふうでもとねっ」
ミハルの手が背中にのびたかと思うと、ホックをはずし、胸があらわになった。ミハルは空いたほうの手をユウキに差しのべた。
「体の芯から温めてもらおうかしら…体温調節が苦手なのよ。ほ、方法は任せるわ」
「アナタだって浴びなきゃ。体が冷たかったわ」
「僕は次でいい。近くにいるから、何かあれば呼んで」
「ダメ…」ユウキがドアノブに手をかけると、ミハルは抗議した。妖艶な目つき?「ここにいて。ここで私を支えていて」
ユウキも凍えきっている体にもかかわらず、下腹部の高まりはみるみるよみがえる。「ここにいたら、身体を支えるだけじゃすまなくなる」
ミハルは顎を上げた。「か、勘違いしないで…シャワーなんかじゃ冷えちゃう…」
聞き間違い? ユウキは我が耳を疑った。彼女の見開かれた目は潤み、下唇は震えている。この腕で包み、温めてあげたい。きつく抱きしめ、僕とお嬢様の心臓の音がひとつに溶け合うのを聞いてみたい…。
ユウキは一歩近づいた。「本気かい?」
「アナタが言ったのよ。私の頼みを聞くと!いつ、どんなふうでもとねっ」
ミハルの手が背中にのびたかと思うと、ホックをはずし、胸があらわになった。ミハルは空いたほうの手をユウキに差しのべた。
「体の芯から温めてもらおうかしら…体温調節が苦手なのよ。ほ、方法は任せるわ」