この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
half. ~Sweet blood~
第14章 縛られる体と、心…
「昂…?」
「ルシアはされたいの?」
「え…?っ、あー興味がある程度だって。もう気にすんなよ…俺こーゆー雰囲気好きじゃねーし」
「今までのは嫌だった?」
「いや、すげー良かったよ」
「じゃぁ何で?」
「カンナがさ…すげー良い顔してたから。見てたらゾクゾクして…」
「じゃ、縛ってみようか。ルシアが良い顔すんならそれでいい」
「待てって、嫌々だろ?ならしなくていい」
「おいで」
寝室に連れていかれ、そのまま押し倒される。それはいつもと変わらない事で、キスの仕方だって変わらない。優しく溶けるようなキス…
「んっ…っ…ちゅぱ…くちゅ…こう…っ」
上顎をなぞる熱い舌。咥内を犯されただけで既に甘い声が漏れ出す。執拗に舌を絡め、貪りつく唇。
「ふっぁ、んっ…こ…ぅ…んっ」
繋がれた手に汗が滲む。
熱くなる身体は先を求めていた。