この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
half. ~Sweet blood~
第5章 勉強と、勉強…



「嫌なら逃げろ」


「んっ、あ…何?」


目をとろけさせたルシアは滴る血をこぼさないように受け止める。


「命令じゃねーし、halfだからじゃねー。だから嫌なら拒め。今すっげールシアを抱きてー」


傷を舐め痕を消すとルシアは言った。


「ハァハァ…あぁ、別にいい…ぜ…」


拒否する訳でもなければ、恥じらう訳でもない。その表情からは読みとれないが、きっとルシアの中ではhalfだからと言い聞かせてるにちがいない。



「勘違いすんな、halfを抱くんじゃねー。ルシアを抱くんだ、おまえだからやりてーと思ったんだ」



「気にすんな、俺が本能で血を欲しがるのと同じだろ。だから雪斗が我慢する事じゃねーよ。主はお前だ、お前なら嫌じゃねー」



迷いの無い瞳は16才と思えないほど大人びてみえた。その青い瞳に吸い込まれるように唇を合わせる。


頬に手を添え角度をかえ何度も唇を吸う。



「っふ、ん…」


甘い吐息で俺の本能は更にルシアを求めた。



/139ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ