この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
創性器オルタナティブキモーション
第5章 第五章 ハンブルクへの架け橋
「そうなんだ」
「はい! あの、LINE教えてもらってもいいですか?」
「もちろん」
「……ありがとうございます! あ、プロフ画像の猫可愛いですね。飼ってるんですか?」
「うん。1年くらい前に母親が友達から貰ったようで俺にくれたんだ」
「へえ。明日とか見に行ってもいいですか?」
「……明日は用事があってさ。今日は来れる?」
「いいですよ。立ち話もなんですからあそこのお店に行きましょうか?」
「ああそうそう。昨日面白いことがあってさ」
地味娘は満開の花のような純粋な笑顔で話す。
だがそれは俺に向けられた笑顔ではない。
肉食系の男に向けられていた。
俺はその様子を眺めながら立ち尽くしている。
完全敗北。
これは膝をつかざるをえない。
地面に倒れこみ、ガックリと項垂れる。
「結局顔かよ……じゃあ俺は……俺は何のために……」
てかあの男下心見え見えじゃねぇか。
今から奴のアパートに行くだと?
夜だぞ?
完全にヤる気じゃんあいつ……
処女がヤリチンに散らされちゃう……
「はい! あの、LINE教えてもらってもいいですか?」
「もちろん」
「……ありがとうございます! あ、プロフ画像の猫可愛いですね。飼ってるんですか?」
「うん。1年くらい前に母親が友達から貰ったようで俺にくれたんだ」
「へえ。明日とか見に行ってもいいですか?」
「……明日は用事があってさ。今日は来れる?」
「いいですよ。立ち話もなんですからあそこのお店に行きましょうか?」
「ああそうそう。昨日面白いことがあってさ」
地味娘は満開の花のような純粋な笑顔で話す。
だがそれは俺に向けられた笑顔ではない。
肉食系の男に向けられていた。
俺はその様子を眺めながら立ち尽くしている。
完全敗北。
これは膝をつかざるをえない。
地面に倒れこみ、ガックリと項垂れる。
「結局顔かよ……じゃあ俺は……俺は何のために……」
てかあの男下心見え見えじゃねぇか。
今から奴のアパートに行くだと?
夜だぞ?
完全にヤる気じゃんあいつ……
処女がヤリチンに散らされちゃう……