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だって私はお姫様!
第5章 気になり始めて
朝目覚めたら純和風な部屋。
そうなると…
多分、いや絶対に葛島尚哉の部屋ね。
ゆっくり起き上がろうとすると、強く腕を引かれ阻止された
「琴音…」
『葛島尚哉…』
「ん?昨日は名前呼んでくれたじゃん」
『バカっ』
くるりと後ろを向いて、葛島尚哉へと口づけた。
「琴音」
はにかむ葛島尚哉に私は頬を染めて
『っ恥ずかしいから離れてっ!』
彼の胸元を押し退ける
「いいじゃん…今日は学校休みだし」
『そう言う意味じゃないの!』
ポカポカと胸元を叩いて離して貰う
「素直じゃないねー?琴音は」