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妄想短編集
第3章 家庭教師と教え子 裕也と真樹
『お前クローゼットの中に入った
からって声でかすぎ。お袋は
大丈夫だけど、飛呂には絶対
今の聞かれたぞ。』

『えっ…あぁ、恥ずかしい。』

『まあ、仕方ないな。次会ったら
知らぬ損ぜぬって顔しとけ。』

『うん。』

『まだ続きしたいのか?』

『うん。裕也さんいれて。』

『仕方ないな。真樹は。』
そう言って、私の頭をクシャと
撫ぜ、笑った裕也さん。
その後、何度も私は
裕也さんに抱かれた。
これは、私の一生の思い出になる
だろう。きっと…。

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