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妄想短編集
第5章 痴漢〜電車
ガタンッ。
電車が大きく揺れ、停止する。
『キャ。』
揺れた反動で誰かの胸に倒れ
こむ。
そして、停電…。
『ゴメンなさい。』
『気にしないで。危ないから
じっとしてて。』
低くて心地よい声が頭上から
響く…いろんな意味で助かった。
声の主であろう男性の片腕に
包まれる。
『また、揺れたら大変だから。』
がっしりとした腕の中…
痴漢や、電車の揺れから解放され
…安堵した時。
ぐっ。
下着を前からも上に引き上げられる。
『ヒャッ。』
不意の事で声が漏れてしまった。
しまった…この人痴漢だ。
電車が大きく揺れ、停止する。
『キャ。』
揺れた反動で誰かの胸に倒れ
こむ。
そして、停電…。
『ゴメンなさい。』
『気にしないで。危ないから
じっとしてて。』
低くて心地よい声が頭上から
響く…いろんな意味で助かった。
声の主であろう男性の片腕に
包まれる。
『また、揺れたら大変だから。』
がっしりとした腕の中…
痴漢や、電車の揺れから解放され
…安堵した時。
ぐっ。
下着を前からも上に引き上げられる。
『ヒャッ。』
不意の事で声が漏れてしまった。
しまった…この人痴漢だ。