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女王様の秘密っ♪
第1章 悪役女王様
「こんにちは、東雲さん。そろそろ返事をお願いしたいのですが?」
『あら赤崎会長ではありませんか!』
わざとらしく頬を染めてしおらしい態度になる。
「和樹で構いませんよ?はるひ」
ゆっくり私へと歩み寄れば耳元で囁く赤崎和樹。
ひいぃっ耳元で囁かないでよ気持ち悪いっ
それでも顔には出さず
『そ、そんな…!私にはっ…』
しおらしい態度をとり、赤崎和樹から距離を置く
「私とはるひの仲ではありませんか。」
そうすれば彼も私へと距離を縮めてきて、
にっこりと張り付けた笑みで私を見つめる赤崎和樹。