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可愛いヒモの育て方。
第7章 露天風呂へ
「大丈夫? のぼせてない?」
「はい」
麻人は呼吸が整うと、私の体に触れた。
「今度は友梨香さんの番」
そう囁かれ、麻人からの愛撫を期待した体が反応を見せる。どろりと、愛液が溢れるのがわかった。
だけど、麻人が私のあそこを触ろうとした時、ふいに女性用の脱衣場から、若い女の声が聞こえた。言葉までは聞き取れないけど、はしゃいだ話し声がする。
「誰か来ますね」
「うん。もしかしてさっきの子たちかな。……出よっか」
私は麻人に密着していた体を離した。
「……いいんですか? まだ入ったばっかなのに」
「いいよ。麻人、女性の裸見ちゃうの気まずいんでしょ?」
「別に、湯船に浸かっちゃえば見えないし、それは気にしなくていいですよ?」
「私の方がのぼせそうなのっ」
私の言葉に、麻人が苦笑する。
それに、あの女の子たちに麻人の裸を見せるのは、なんとなく嫌だった。うーん、なんとなく。
私たちはかけ湯でよく体を流し、あそこも綺麗に洗い流してからそれぞれの脱衣場に向かった。
すれ違いで露天風呂に入っていった女の子は二人。結果的に、さっきの女子高生たちではなかったのだけど。