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可愛いヒモの育て方。
第7章 露天風呂へ

 脱衣場から外に出ると、すでに麻人は浴衣を着終え待っていた。熱い湯に浸かったあとだと、冷たい風が気持ちいい。
 火照った肌が、冷めていくようだった。だけど体の奥の方に溜まった熱はなかなか冷めず、浴衣の布がこすれるたび、中がまだひくつく感じがする。

「大丈夫ですか? 何か飲みます?」
「じゃあ、お茶」
「ちょっと待っててください。確か自販機あったはず……」

 辺りを見まわすと、露天風呂から少し離れた場所に自販機が二台見えた。
 麻人は小走りで買いに行ってくれる。自販機の隣にはベンチがあって、そこに座るよう促された。

「ありがと」

 渡されたペットボトルの温かいお茶を一口飲んで、二人でそこに座った。
 私は無意識に、両腕をさすっていた。

「寒いですか?」
「え?」

 はっとして顔を上げる。

「……それとも体、疼きます? 友梨香さん、結局イケてなかったでしょう?」

 顔を覗きこまれ、つい目をそらしてしまう。さっきの自分のはしたない行動を思い出し、羞恥に頬が熱くなった。

「わかりやす」
「もう、うるさいっ」
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