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可愛いヒモの育て方。
第10章 目隠し

「麻人は私の感じてる姿を見て興奮するんでしょ? 目隠しで見えないんだから、いっぱい想像してよ」
「……想像?」
「乱れた姿を想像して。私の体と、顔。好きに触っていいから」

 私は麻人の口に、人差し指を当てた。上唇を軽くなぞり、そのまま口内へと侵入させる。麻人は私の指を味わうようにしゃぶった。
 男性は女性よりも、視覚や聴覚に頼って自分を興奮させる生き物なのだという。何かで読んだ。例えば女性はオナニーする時妄想で自分を高めることができるけれど、男性はAVなどの目に見えるオカズがないとつらいのだという。
 せっかくなら、麻人の妄想力も鍛えてやる。
 それに、視覚を奪われて敏感になるのは肌だけじゃない。嗅覚聴覚触覚など、ありとあらゆる器官が、見えない部分を埋めようと、よく働くようになる。

「私の姿が見えない分、肌の感触とか、匂いとか、声も、麻人の全身で感じてよ。そんでいっぱい興奮して」
「……ん」

 私の指をくわえたまま、麻人は小さく身じろぎした。指を引き抜くと、再び私の体へ舌を這わせてくる。どこの部位か探るように慎重に。
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