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可愛いヒモの育て方。
第10章 目隠し
麻人の頭を掴んで深く唇を合わせると、麻人は苦しげに首を振った。ジーンズ越しの手の動きも速める。
また高めてから、放置して焦らしてやろうと思っていた。だけどその前に、麻人の異変に気付く。麻人の体が大きく痙攣し、舌もピクピクと震えた。
「ん、んんっ……」
頭を仰け反らせ、鼻にかかったような喘ぎ声を洩らす。ジーンズの固い生地越し、生温かい染みができた。麻人のが、中でふにゃりと柔らかくなるのが触った感触でわかった。
「……もしかして、イったの?」
驚いて、つい素でそう尋ねてしまう。
「はあ……はあっ」
麻人はベッドにぐったりと横になったまま何度も荒い息をついていた。
まさか、ジーンズ越しに触っただけで射精してしまうとは思わなかった。麻人の感度がいいからか、今のシチュになんやかんやで興奮してるからか。
なんだか楽しくなってきた。
「ねえ、なんで勝手にイっちゃうの? まだ焦らしたかったのに」
「……変態」
「そういう口たたく?」
私は麻人のジーンズの前を開け、手を差し入れた。ボクサーパンツも濡れて汚れている。