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可愛いヒモの育て方。
第1章 拘束プレイ
「イク……っ!」
「……俺も」
低く麻人が呻いた。
果てるのは同時だった。衝撃に、全身がぶるぶると痙攣して頭が真っ白になる。
私は麻人の隣にぐったりと倒れ込み、荒い呼吸を繰り返した。
「は、はあ、はあ……っ」
麻人も隣で荒い呼吸を整えている。
しばらく何も喋れないでいると、麻人が私を振り向き、手錠のかかった手首を振った。
「これ……ほどいてください」
「あ……うん」
絶頂の余韻がまだ収まらない。まだ中に、麻人のが入ってるみたいだった。
それでもどうにか体を起こし、付属の鍵で手錠を外す。麻人は手首を軽くさすった。
「気持ち良かった?」
「……しんどいっす」
私は苦笑した。
興奮が徐々に収まり冷めていくと、確かに結構ハードだったなぁと思う。
「二回もイったくせに」
「うるさい」
麻人は枕を手に取ると、私の顔にぽすんと一発。
「いったー!」
麻人は体を起こし、ゴムを取ってティッシュにくるんだ。自分のも軽くティッシュで拭いて、ゴミ箱に捨てる。
行為が終わったあとは、いつもこんな感じであっさりしていた。