この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
可愛いヒモの育て方。
第2章 ポスティング、参戦!

「人の車乗りづらっ」
「……やっぱり代わろうか?」
「いいっすよ。隣で道案内とかだるい」
「事故るなよ、頼むから!」
「うーん……大丈夫っしょ、多分」

 心配ではあるが、正直ずっと運転していたので疲れてはいた。代わってもらえるならありがたいから、麻人に任せることにした。
 好きな歌をかけながら、大通りを進む。道は渋滞していて、麻人が言った時間より、長くかかりそうだった。
 私はふと思いつき、いくつか質問した。

「麻人って、大学生だよね? どこ行ってるの? 専攻は? お姉ちゃんいるんだよね? 他に兄弟とかいんの?」
「え……、どしたんすか、急に」

 多分いきなり質問責めにしたからだろう。麻人は若干引いたような顔で、そう聞いてきた。

「いや、特に深い意味はないけど。あんたの素性、私全然知らないなぁって、昼間思って」
「素性?」
「素性……?」

 反復されて、さらにまた同じ言葉を返してしまう。

「知りたいんすか? 俺のこと」
「いや、うーん、セックスしてんのに、なんか、なんも知らないって、変な感じがして」
/292ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ