この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
可愛いヒモの育て方。
第3章 秘密のご褒美

 麻人、誘えば行くかな。今思うと、彼とそういう関係になってかれこれ半年近く経つけれど、一緒に出かけたことはあまりない。私の部屋か、ご飯を食べに出るか、私の買い物に付き合わせたことが何回かあったくらいで。

「麻人の浴衣姿、ちょっと見てみたいかも」

 つい口に出してつぶやいてしまう。温泉といえば、浴衣のイメージだ。
 邪な妄想がいろいろと浮かぶ。これはチャンス。ちょうどパソコンを開いているのもあって、私は書きかけの小説を開いた。
 小さい頃から空想が好きで、書くことが好きだった。昔から飽き性で、何を始めても長続きした試しはなかったけれど、読むことと書くことは不思議と飽きない。遠ざかることはあっても、またすぐに戻りたくなった。
 年を重ねて、ジャンルはだいぶ変わったけれど、趣味として続けているのが官能小説を書くことだった。二ヶ月前に麻人が偶然見つけてしまったものも、幾つも書いたうちの一つだった。
 ちょうど官能場面に差しかかっているものがあったから、それを開く。今の気分なら、進められる気がする。
/292ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ