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可愛いヒモの育て方。
第4章 ○○のオモチャ屋さん
「別にいいけど。アナル調教はやめた方がいいと思うよ」
「嫌がるかな?」
「それもあるし、一般的に綺麗なとこじゃないし、男同士でする場合はアナがないから仕方なくそこ使うけど、それように作られてるわけじゃないから、きちんと消毒しないで無理やり拡張させようとすると傷がつきやすいの。デリケートなとこだし、ばい菌が入って化膿しちゃったり、感染病にかかりやすくなったり、リスクも大きいわ」
「な、なるほど」
確かにそれは危ない。
「他には?」
促され、考える。正直あまり道具を使ったアブノーマルなエッチなんてしたことがないから、なかなか思いつかなかった。
「縄……とか? あ、亀甲縛りとかしてみたい」
前、確かその時付き合っていた彼氏と利用したラブホで、緊縛系のAVが流れていた。その時赤い縄で縛られている女優さんがいて、それが亀甲縛りだったのだ。
赤い縄と白い肌のコントラストが綺麗で、印象的だった。その姿に興奮したかといえば微妙だけど、麻人も肌が白いから、よく似合うと思う。
彼の体なら縛ってみたい。
「亀甲縛りは危ないって」
「……またか」