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かわいい狼くん
第11章 闇の中
「あとは…ここかな?」
『ここ…?』
心は資料室の前に居た
「ほら、朝資料運ぶの
手伝ってくれたろ?」
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文化祭当日、準備の為に
早く登校した心達
心が教室を出ると
誰かとぶつかった…
ドンッ!
『きゃっ…』
いたたたた…何…?
顔を上げると、
目の前に段ボールを抱えた人が
立っていた…
「ごめんっ!大丈夫?!」
『あ、ううん!私こそ前見てなくて…
あれ…九条くん?』
「あ、桜井さんか!
ケガ…ないかな?」
『平気だよぉ!
その荷物重そうだね…手伝うよ!』
「え!いいって…
これくらいなんでもないからさ」
『じゃあ、この小さい箱持つよ〜!
そしたら前見えるでしょ?』
「悪いな…じゃあ頼むよ」
2人は資料質まで荷物を運んだ
「助かったよ!ありがとう」
『うん!それじゃあ、準備してくるね〜』
「あぁ、また後で…」
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