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第11章 闇の中

「ココ、もう平気？」

心配そうな顔を向ける彰斗


『う…ん…』


「まだ辛そうだね…
今日はもう寝よう！」


『うん…。ごめんね…彰斗くん…』


するとポンポンと頭を撫でられる


「謝らなくていいよ？
おやすみ…心」


しばらくして、隣で寝息をたてる彰斗を
見つめる心…


ごめんね…
他の男の人に触れられちゃった

彰斗くんに嫌われちゃうよ…


彰斗くん…ごめんね…



心の中で何度も何度も謝り
心は眠ってしまった…