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第14章 別れと出会い

バーン！



２人は咄嗟に離れる



「あー！心いたいたー！
帰るよー！」



「紗羅さん…いつもいいタイミングだね」



「…？なんのこと？」



彰斗は大きく溜め息をつく



そんな様子を見る心は
笑いながら思う


いつも周りの人が支えてくれるから
自然と笑顔になれる


きっと…
九条くんにもこんな日が来るよね…


まだあの時の事は怖いけど、
いつかまた会う日が来れば
その時はお互い笑顔で話せたらいいな…



そして…

幸せになってねって……言いたいな…


空を見上げ頬笑む心



「心ー！置いてくよー！」


『待ってー！』