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かわいい狼くん
第15章 再会
『先にお風呂入っちゃってごめんねー!』
「おかえり、心」
アルが頬笑みかける
『ただいまぁー!
彰斗くん?どうかした…?』
「いや、なんでもないよ!」
『そう…?』
なんだか元気がないような…
するとアルが立ち上がり、
「それじゃあ、僕もお風呂借りるね」
『あ、うん!どうぞ〜!』
パタン…
アルがリビングを出てすぐ
彰斗は心の元へ行き…
ギュッ……
『あ、彰斗くん?!///』
「心…アルを選ばないで……」
ボソっと呟いた
『え?アルくんが、なに…?
よく聞こえなっ…』
彰斗を見上げると、いきなり唇を塞がれた
驚き見開く心の目に映るのは
苦しそうに眉を歪めた彰斗がいた…
そのまま舌が心の口内へと滑り込む
『んっ…ふぅ、ふぁ…』
チュル…クチュ…ピチャ…
心はいつもと様子が違う彰斗に戸惑ったが、
目を瞑り彰斗の動きに合わせ舌を絡める
その様子をリビングの扉から見ていたアル
「これから楽しみだね…彰斗…」
アルはフッと笑うとお風呂場へと消えていった