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第15章 再会

「……なんでお前もいるんだよ…」



あからさまに不機嫌な彰斗は
隣を見て呟いた…



予鈴の鐘がなり、
群がる女子から解放されたアルは
ふぅっと息を吐き彰斗の方を見る


「なんでって、しばらく住むって言ったろ？
学校行かない訳にはいかないよ」


手を広げ肩を上げて言うアル


「だからってっ…


なんで俺の隣なんだよ！」



「つれないな〜
幼馴染なのに〜」


頬杖を付き、意味ありげに笑うアルに
彰斗は大きく溜め息をつく