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かわいい狼くん
第16章 幼い記憶
「えっと〜…あ!
ちょっと待ってね!」
その人は、少し離れた所にいた女性に声をかけた
そして2人に目をやった女性が向かってきた
「君たち…もしかしてアキトくんにアルくんかな?」
なんで知っているのか…とキョトンとする2人に
女性は優しく微笑む
その顔はどこか悲しい顔にもみえた…
「おばさんは、心ちゃんのママのお友達なの。
心ちゃん毎日
君たちに会いに公園に行くんだって話してたわ…」
「あの、心ちゃんは…?」
「心ちゃんね…今病院にいるのよ…」