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かわいい狼くん
第16章 幼い記憶
「ここちゃん…?
なに言って…毎日公園で遊んだじゃないか!」
「あきとっ…!やめなよ!」
彰斗が心の肩を掴み揺さぶるのを
必死に止めるアル
「やっ…やめて!うっ…」
心は抵抗したかと思うと
頭を押さえながらベンチから崩れ落ちる
「お姉ちゃんどうしたの?!」
「頭が…いた…ぃの…」
すると近くにいた看護師がかけつけてきた
「どうしたの?!
大変っ…早く中へ!」
何が起きたのかわからず唖然とする2人を置いて
心と女の子はは看護師が運んできた車椅子へ乗せられて
中へと消えていった…