この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
かわいい狼くん
第17章 思わぬ出来事


あれから10年か…
心はどうしてるんだろうか。


あの頃のように、
また笑いかけてくれるだろうか。



10年もの間、胸の奥深くに眠り続けていたものが
一気に溢れ出した



「会いたい…な……」


俺は自然とそう口にしていた



「あぁ、明日が楽しみだな!」

圭吾さんがニカッと笑いながら言う



……。

え?


「明日…って何が?」


テンパる俺を目を丸くしてみる圭吾さんは



「何がって、明日心に会いに行くんだよ。
あれ?絢香から聞いてない?」



……聞いて…ない。



すると丁度母が俺らの方へ来た。


「何の話してるの〜?」


「明日日本に行くって話!
俺聞いてないんだけど?」



「え!うそー!
言ったと思ってたわ〜ごめんね♡」


……はぁ。
またこのパターンか。


「全く〜絢香はおっちょこちょいだな〜」


「ちょっと彰斗の学校の手続きとかで
バタバタしちゃって〜言い忘れちゃった♡」



言い忘れちゃった♡じゃねーよ。


…え?



「俺の学校の手続きって、なんかあんの?」



俺の言葉に2人してキョトンとしている


……まさか


「絢香これも言い忘れたのかー?
仕方ない奴だな〜ははは!」


「やぁだ〜♡
本当もう私ったら〜うふふ」



いやいやいやいや、
なんだよ!

全然わかんないし!



「だから何っ…「彰斗、明日から心の事頼んだぞ!」




口を開けて唖然とする俺に



「明日から、あなたは日本で暮らすのよ♡」


/226ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ