この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
かわいい狼くん
第4章 勉強会
「ね、アイス食べたーい!
彰斗くん、柊買ってきて〜」


突然沙羅が言い出した



「なんでだよ、自分で行けよ」


「心も食べたいよねー!」


『へ…?』


訳がわからない心に
沙羅は目配せをする



『あ、うん!食べたいなぁ〜』


「じゃ、僕買ってくるよ!」


「あ?俺が行く」



彰斗が、進み出ると
柊も対抗する



沙羅は狙い通り…と、ニヤリと笑い



「よし、じゃあ2人で行ってらっしゃーい』


「「2人で?!」」


『楽しみに待ってるね』


心が言うと、2人はうっ…と
顔を見合わせ渋々出かけて行った…






「ふぅ…、で?心さん?」



『へ?!なぁに?』



「さっき、彰斗くんの電話の時…
顔が曇ってましたけど?」



『え?!べ、べつにそんなこと…』


沙羅はじっと心を見る
心は…なぜだかモヤモヤする気持ちを
感じるままに話した



『だけど…私にもよくわからなくて…
変だよね…?』


「私もモヤモヤしたりする事あるよ?
変じゃないよ!でもそれって…」



沙羅が言いかけた時、
バーンとリビングのドアが開く



「「か、買ってきた!」」


はぁはぁ、と
息を切らした2人が入ってきた



「ちょっ…!早すぎでしょ!?」



沙羅は、全く…と呆れたように
溜め息をつき、心に耳打ちする


(大丈夫…きっとそのうちわかるよ…)


そう言ってニコっと笑う沙羅に
心は微笑み返す



「じゃあ皆でアイス食べよー♪」


『うん♪』


沙羅ちゃんに聞いてもらって
変じゃないって言ってたし、
少し気分が楽になった…


でも沙羅ちゃん…
何を言いかけたのかな…?


心は続きが気になったが、
今は忘れることにした…





/226ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ