この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
かわいい狼くん
第5章 近付く2人
心は俯き涙が溢れそうになるのを
耐えていた
「じゃあ、僕…
心の彼氏になって…いい?」
『えっ…?彼…氏……?』
予想していなかった言葉に
目を見開き、顔を上げる
「これからは…弟じゃなくて、
心の彼氏として…側に居たい。」
そして心は、恥ずかしそうに頷く…
「あ〜ダメ、そんな可愛い顔したら
我慢できなくなる…」
『へ…?』
すると彰斗は心を抱き締め
耳元で囁く…
「あまり刺激しないで…って事…」
ゾクっ…
彰斗の熱い息に身体が反応する
心が顔をあげると、
彰斗はニッと口角を上げる
「ほら、学校行くよー!」
そう言って先にリビングを出る
も、もうっ!///
刺激してるのは彰斗くんだよっ///
今日から甘い2人の生活が始まる
……はずだった