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お受験ママの部屋探し
第1章 お受験ママ

ワンルームであるが、他の入居者はほとんどが既婚者ばかりの、学生にはちょっと高目の所である。
「ここがいいわ。」
やっと満足してくれたようであった。
「でも、周りが夫婦ばかりというのもね・・・。」
「その方が安心じゃないですか?」
「安心と言えばそうですけど、うちの娘はウブなので変な影響受けないかしら?」
「はあ?」
「他にはないかしら?」
「何が心配なんですか?」
「あら、わかりません? 夜に変な声とか聞こえないかしら?」
「えっ?! ありえません!! 防音はしっかりしてますから!!」
僕はいい加減頭にきてしまった。
「なんなら試してみますか? 奥さんの声が隣に聞こえるか、どうか?!」
僕は上着を脱ぎ、ママに近寄った。
「ここがいいわ。」
やっと満足してくれたようであった。
「でも、周りが夫婦ばかりというのもね・・・。」
「その方が安心じゃないですか?」
「安心と言えばそうですけど、うちの娘はウブなので変な影響受けないかしら?」
「はあ?」
「他にはないかしら?」
「何が心配なんですか?」
「あら、わかりません? 夜に変な声とか聞こえないかしら?」
「えっ?! ありえません!! 防音はしっかりしてますから!!」
僕はいい加減頭にきてしまった。
「なんなら試してみますか? 奥さんの声が隣に聞こえるか、どうか?!」
僕は上着を脱ぎ、ママに近寄った。

