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第5章 身体検査

「おはようございます。千弦様。」

「ん...。おはよ。」

「昨日はあのまま寝てしまわれたのですね。」

「えぇ...。」


ん...？なぜ翔にそれが分かるんだ？


「クスクス...お嬢様、これからは下着だけでもお召しになられてからお眠りになられてくださいね。」

「....！！！！」


私は全裸で寝ていたのだった。


(きゃーーー！！恥ずかしすぎて死ぬ！)


急いで布団を自分の体に手繰り寄せた。


「着替えを持ってくるか部屋から出て頂戴！」

「では、お召し物を持って参ります。少々おまちください。」


翔は服を取りに行った。


(恥ずかしい。翔は見たんだよね...。どうしよう。)


「千弦様、お召し物をお持ち致しました。」


翔は下着から制服までの全てをもってきくれた。