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第6章 身体検査の最後の項目...。

今日は特になにもすることがない。


「なにしようかな...。」


だらだら過ごすのは時間を無駄にしてる気がして嫌だ。


「久しぶりに読書でもしようかな。」


そう思い立ち、私は本を手にとった。

うちにはたくさんの本がある。

中でも私のお気に入りは「ハリー●ッター」だ。

全巻揃えて、いつかは読んでみたいと英字版も買った。


「１日で全巻読み切れるかに挑戦してみるのもいいかも。」


思いつきで「ハリー●ッターと●者の石」を手に取り、読み始めた。


ｺﾝｺﾝ


「失礼致します。昼食の準備が整いました。」

「あら。もうそんな時間？まだ秘●の部屋を読み始めたところなのに。」

「また読んでいらっしゃるのですか。ほどほどにお願いしますね。」


翔は微笑みながら言った。


「昼食が冷めてしまいます。早めにダイニングへいらしてくださいね。失礼致しました。」


翔は部屋から出ていった。

それに続いて私も本を閉じてダイニングへと向かった。