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うちの執事は完璧です
第7章 本題に戻りましょう?
翔に読書をすると言ったものの、そんな気分にはならない。でもただぼーっとしていると昨晩の感覚が蘇りそうで怖い。


「続き…読もうかしら。」


ぼーっとしてるのはしょうに合わないのだ。ぼーっとしてるのが嫌いだから読書するのだ。決して昨日の感覚を思い出さないためとかそういう訳ではないのだ。私は読書が好きだから読書をするんだ。

そう言い聞かせながら、読書を始めた。





コンコン


「失礼致します。昼食のご用意が出来ました。」

「え?もうそんなに時間が経ったの?まだ途中なのに…。」


読みはじめると時間が経つのは早いものだ。


「クスッ…それは残念ですね。続きはまた後日お読みください。お待ちしております。」

「わかったわ。」

「失礼致します。」


そういうと翔は部屋を出ていった。

私はあと少しで読み終わりそうな●のプリンスにしおりをはさみ、昼食を食べに向かった。
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