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主な君に逆らえない
第5章 title 百合の調(しらべ)
赤い舌が彼女の指と唇を舐めました
その様が妖艶で、食い入るように見つめてしまいました
彼女の口が私の耳へと近づいてきます
「私をがっかりさせないで・・さ・き・様」
彼女の声とは思えない程の冷たく真っ直ぐなトーンがずくりと脳へ響きました
合わさった目はにこやかな愛らしい彼女
けれどその奥に感じた炎の正体がわかりません
固まったまの私の腕を容易く纏めると、ギュッと鎖がついたベルトで縛りあげ、鎖を壁に取り付けてあるフックへ掛けました
驚き顔で彼女を見つめます
彼女には似つかわしくない歪んだ唇
「よくお似合いですわぁ・・」
心臓がドクドクしています
透矢に1度目を向けましたが無表情のまま
妖艶な彼女を見据えていました
その様が妖艶で、食い入るように見つめてしまいました
彼女の口が私の耳へと近づいてきます
「私をがっかりさせないで・・さ・き・様」
彼女の声とは思えない程の冷たく真っ直ぐなトーンがずくりと脳へ響きました
合わさった目はにこやかな愛らしい彼女
けれどその奥に感じた炎の正体がわかりません
固まったまの私の腕を容易く纏めると、ギュッと鎖がついたベルトで縛りあげ、鎖を壁に取り付けてあるフックへ掛けました
驚き顔で彼女を見つめます
彼女には似つかわしくない歪んだ唇
「よくお似合いですわぁ・・」
心臓がドクドクしています
透矢に1度目を向けましたが無表情のまま
妖艶な彼女を見据えていました