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主な君に逆らえない
第1章 こういうことってありますよね?
きっと足を思いっきり突っ張ってブレーキをかけるような事、若しくは思いっきり手を跳ね除け逆走して逃げ切ることもできたのかもしれません。
けれども私の足も手もそれをしなかったのです
無論脳が混乱していたせいだとは思うのですけど
何処へ行くのでしょうか?
彼の変化ない顔を垣間見ることしかできません
燕尾のような制服が彼の動きで翻ります
引きづられるに近い連れられ方に私の足がもつれてしまいました
「きゃっ」
もう転んだと思っていました
けれども私の足も手もそれをしなかったのです
無論脳が混乱していたせいだとは思うのですけど
何処へ行くのでしょうか?
彼の変化ない顔を垣間見ることしかできません
燕尾のような制服が彼の動きで翻ります
引きづられるに近い連れられ方に私の足がもつれてしまいました
「きゃっ」
もう転んだと思っていました