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主な君に逆らえない
第3章 甘いのはお好きですか?
さくらんぼの実と私の唇が一緒に彼の口の中に入っています
唇を彼の舌がなぞって、私の口の中へ差し上げたはずのさくらんぼの実が戻されました
私の口の中でさくらんぼの実が彼の舌で転がされています
さくらんぼをお互いに譲り合うように、深い口付けをしたまま舌が絡み合います
彼の歯がさくらんぼの果肉に傷を付け、お互いの口の中でさくらんぼの甘酸っぱい味が広がります
果汁なのか、お互いの唾液でなのか
分からなくなるほど口の中で絡み合う水音が私の耳を刺激します
唇の端に溢れた雫を彼の舌が掬って吸いつくリップ音がチュッチュっと鳴ります
身体の熱が上昇してくるのがわかります
ひんやりしていたさくらんぼはお互いの体温で温くなっています
さくらんぼではなく、お互いの唇を貪る
そんな激しい口付けです
呼吸が苦しくなった私の唇を名残惜しそうに離した彼
熱く潤む瞳と欲に濡れた瞳が合わさりました
唇を彼の舌がなぞって、私の口の中へ差し上げたはずのさくらんぼの実が戻されました
私の口の中でさくらんぼの実が彼の舌で転がされています
さくらんぼをお互いに譲り合うように、深い口付けをしたまま舌が絡み合います
彼の歯がさくらんぼの果肉に傷を付け、お互いの口の中でさくらんぼの甘酸っぱい味が広がります
果汁なのか、お互いの唾液でなのか
分からなくなるほど口の中で絡み合う水音が私の耳を刺激します
唇の端に溢れた雫を彼の舌が掬って吸いつくリップ音がチュッチュっと鳴ります
身体の熱が上昇してくるのがわかります
ひんやりしていたさくらんぼはお互いの体温で温くなっています
さくらんぼではなく、お互いの唇を貪る
そんな激しい口付けです
呼吸が苦しくなった私の唇を名残惜しそうに離した彼
熱く潤む瞳と欲に濡れた瞳が合わさりました