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主な君に逆らえない
第4章 title 濡れた女
「学園には向かわれますか?現刻7時です」
眠気の覚めきった私は部屋を見回しました
昨日の出来事は夢か幻・・・?
私の枕元には昨日身につけていた、金細工のバレッタがありました
手にとって良く見ます
ダイヤが所々散りばめられたものです
「これ・・」
「メイド長から預かりました」
夢ではない・・それだけです・・私にわかるのは
彼に・・透矢に会いたい
「行きます」
「どちらへ?」
「学園です」
はっと驚いた橋本が慌てて制服を用意してきます