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性交ティーチャー神住
第4章 スクッセ
次の日、神住は屋上に呼び出されていた。

「おう、なんだ月島?」

そこにいたのは月島。

無表情で神住を見据えている。

「……やっぱりあんたが志織になんかしたようね」

「あぁ、正義の心を持って教育してやったよ」

「そう……」

背を向けたと思ったら突然振り返り、腕を振ってきた。

咄嗟に後ろに下がるが頬に痛みを感じる。

月島の手にはカッターナイフ。

「なんのつもりだ!?」

「あんなでも私の友達なのあの2人。それを傷付けた奴を痛め付けるのよ」

神住は月島の心の奥深くに根付く闇を感じ取った。

この女、人を殺めている。

中坊の頃、唯一の友人を退学にまで追い詰めたクズ教師を刺殺しているのだ。

だがなんて言うか……こう……まあ色んなことがあって高校に入学できたのだ!

カースト上位組とは思えない雰囲気だったが、心の奥にその理由を秘めていたのだ。

こうして"死"をちらつかせるため小勝たちよりも質が悪い。

だが……

「悪を気取ってんじゃねぇぞ厨二女」

「……」

「ただのガキだよてめぇは。来いや。お尻ぺんぺんしてやる」
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