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続・疼く…(2)主と麻以
第12章 戸惑い
新幹線の中で、葵と話すことはなかった。
麻以は、どうしたら、円満に離別できるか、それしか考えていなかった。
無論、答えは出ないのだが…
Mの身体の麻以から抜けられるのだろうか……
身体が欲しがるだろう…
主以外の男を主とできるのか…無理だ。やはり、身体の隅々まで知り尽くした主以外に晒すことも、勿論、主とすることもできないだろう…
ならば、Mとの決別ができるのか…
それも わからない…
麻以はどうなってしまうのだろう……自分のことなのに、わからない……
『着きましたよ。降りましょう。』
『はい、葵さん』
タクシーで、主邸へ向かった。
麻以は、どうしたら、円満に離別できるか、それしか考えていなかった。
無論、答えは出ないのだが…
Mの身体の麻以から抜けられるのだろうか……
身体が欲しがるだろう…
主以外の男を主とできるのか…無理だ。やはり、身体の隅々まで知り尽くした主以外に晒すことも、勿論、主とすることもできないだろう…
ならば、Mとの決別ができるのか…
それも わからない…
麻以はどうなってしまうのだろう……自分のことなのに、わからない……
『着きましたよ。降りましょう。』
『はい、葵さん』
タクシーで、主邸へ向かった。