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続・疼く…(2)主と麻以
第19章 新しい命
今年の始まりは、主と麻以の結婚!
披露宴オフ会も盛大なうちに行われ、気が付けば1月も終わろうとしていた。
ここ数日気になるのは、真紀さんの具合が芳しくないということ。
仕事は既に産休に入っているからしてはいないが、ちょくちょく遊びには来ていた。
しかし、今は家から出るほど元気ではないらしい。
『ねぇ、葵さん。私、真紀さんのお見舞いに行きたいわ。』
『ありがとうございます。真紀も奥様が来てくれたら、きっと気分転換ができると思います。』
『じゃあ、今夜帰ったら真紀さんに話してみてね。』
『承知しました。』
……………………………
その晩、真紀から電話が入った。
『……そうなの?!』
『えぇ、わかったわ。頑張ってね!』
陣痛が始まったらしい。
葵がついているから大丈夫っていうが、気が気じゃない。
『麻以、病院に行ってみるか?僕は苦しそうな真紀は見れないし、真紀も見られたくないだろうから、送るだけだけど。』
『行くわ、お願い。』
病院で真紀の顔を見て、葵に、明日は休んで真紀のそばにいるようにとの主の伝言をして、家に帰った。
真紀は、母の顔をしていた。とても輝いているように麻以には見えた。
披露宴オフ会も盛大なうちに行われ、気が付けば1月も終わろうとしていた。
ここ数日気になるのは、真紀さんの具合が芳しくないということ。
仕事は既に産休に入っているからしてはいないが、ちょくちょく遊びには来ていた。
しかし、今は家から出るほど元気ではないらしい。
『ねぇ、葵さん。私、真紀さんのお見舞いに行きたいわ。』
『ありがとうございます。真紀も奥様が来てくれたら、きっと気分転換ができると思います。』
『じゃあ、今夜帰ったら真紀さんに話してみてね。』
『承知しました。』
……………………………
その晩、真紀から電話が入った。
『……そうなの?!』
『えぇ、わかったわ。頑張ってね!』
陣痛が始まったらしい。
葵がついているから大丈夫っていうが、気が気じゃない。
『麻以、病院に行ってみるか?僕は苦しそうな真紀は見れないし、真紀も見られたくないだろうから、送るだけだけど。』
『行くわ、お願い。』
病院で真紀の顔を見て、葵に、明日は休んで真紀のそばにいるようにとの主の伝言をして、家に帰った。
真紀は、母の顔をしていた。とても輝いているように麻以には見えた。