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続・疼く…(2)主と麻以
第19章 新しい命
翌日の夕方、葵からの電話は、これから帝王切開で出産する、というものだった。
『赤ちゃんが下りてきてるのに、子宮が開かないんだそうよ。真紀さん、大丈夫かしら…』
『男は所詮、女には敵わないのだよ、麻以。どんなに威張っても、どんなに強くても、母から生まれるんだ。母はきっと凄く強くて愛の深い人間なのさ。』
『そうね。案じても私達には何もできないんですものね。』
3300gの元気な男の子の誕生は、それから2時間後のこと、母子共に元気だと、あの葵が泣いていた。
お疲れ様、真紀さん、葵さん。
お誕生おめでとう!ジュニア。
命名 葵 翔太朗
『赤ちゃんが下りてきてるのに、子宮が開かないんだそうよ。真紀さん、大丈夫かしら…』
『男は所詮、女には敵わないのだよ、麻以。どんなに威張っても、どんなに強くても、母から生まれるんだ。母はきっと凄く強くて愛の深い人間なのさ。』
『そうね。案じても私達には何もできないんですものね。』
3300gの元気な男の子の誕生は、それから2時間後のこと、母子共に元気だと、あの葵が泣いていた。
お疲れ様、真紀さん、葵さん。
お誕生おめでとう!ジュニア。
命名 葵 翔太朗