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続・疼く…(2)主と麻以
第19章 新しい命
当時、私は主との愛の結晶が欲しかった。どうしても…
だから、幾度か主には不可解な行動に出ることがあったのだ。
あの時、主に、『子供が欲しい』と、たった一言、それが言えたなら……
私はそれを、今も悔やんでいる………
……………………………
『麻以、僕が君に頂点へと導かれるとは思いもしなかったよ。何かあったのか?』
『いいえ、何もないわ。ただただ、あなたが欲しかった。それだけよ(微笑)』
『僕には、今の君の言葉に何か隠されたものがあるように感じるんだが…』
『御主人様、考え過ぎね。私は本能のまま、あなたを、襲ったのよ(笑)』
『麻以、君には負けた(笑)』
麻以は何故か、主に悟られることに抵抗した。何かに恐れていたのかもしれない。
だから、幾度か主には不可解な行動に出ることがあったのだ。
あの時、主に、『子供が欲しい』と、たった一言、それが言えたなら……
私はそれを、今も悔やんでいる………
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『麻以、僕が君に頂点へと導かれるとは思いもしなかったよ。何かあったのか?』
『いいえ、何もないわ。ただただ、あなたが欲しかった。それだけよ(微笑)』
『僕には、今の君の言葉に何か隠されたものがあるように感じるんだが…』
『御主人様、考え過ぎね。私は本能のまま、あなたを、襲ったのよ(笑)』
『麻以、君には負けた(笑)』
麻以は何故か、主に悟られることに抵抗した。何かに恐れていたのかもしれない。