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続・疼く…(2)主と麻以
第19章 新しい命
真紀が退院して、葵は日に日に父親らしくなり、仕事にも益々励んでいた。
会社は年度末を来月に控え、主も帰りは遅くなりがちで、麻以はひとりの夕食が多くなっていた。
トゥルルル…
電話はあっこからだった。
『奥様、お元気ぃ?』
『あっここそ(笑)しばらくね!』
『結婚の日取りが決まったからお知らせよ!』
『まあ!いよいよね!いつ?』
楽しい話はそこまでだった、麻以にとって……
主が帰宅し、用件だけ伝えた。
『あっこ、6月に結婚式を挙げるそうよ。御主人様は一緒に行けそうかしら?まだ先だから、都合がつきそうなら、4月いっぱいまでに連絡欲しいって。』
『そうか!結婚決まったのか、それはおめでたい話だな!調整して、是非行こうね(笑)。そうか、そうかぁ』
『えぇ、行きましょう』
先に休んでいいよ。そう言われ、麻以は寝室へ行った。
できちゃった婚ね…まあ、同棲も長くて事実婚状態だったんだもん。不思議じゃないよね……
会社は年度末を来月に控え、主も帰りは遅くなりがちで、麻以はひとりの夕食が多くなっていた。
トゥルルル…
電話はあっこからだった。
『奥様、お元気ぃ?』
『あっここそ(笑)しばらくね!』
『結婚の日取りが決まったからお知らせよ!』
『まあ!いよいよね!いつ?』
楽しい話はそこまでだった、麻以にとって……
主が帰宅し、用件だけ伝えた。
『あっこ、6月に結婚式を挙げるそうよ。御主人様は一緒に行けそうかしら?まだ先だから、都合がつきそうなら、4月いっぱいまでに連絡欲しいって。』
『そうか!結婚決まったのか、それはおめでたい話だな!調整して、是非行こうね(笑)。そうか、そうかぁ』
『えぇ、行きましょう』
先に休んでいいよ。そう言われ、麻以は寝室へ行った。
できちゃった婚ね…まあ、同棲も長くて事実婚状態だったんだもん。不思議じゃないよね……