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第21章 第6幕 プレイ

麻以は、ナイフを見た途端に、えもいわれぬ初めてのエクスタシーを迎えていたのだ。

切られたり、刺されるということは無いと思いつつも、身体は既に熱く被虐を欲していたために、初めての体験が、麻以を上り詰めさせたのだった。

主は、麻以の淫らに揺れる身体をみて、閃いた。

｢そうだ！破廉恥なごっこをやろう！楽しい遊びだ。これならきっと麻以が悦ぶはずだ！｣

『麻以、どうだった？』

『なんて言ったらいいのか、スリルに身体がゾクゾクと反応しちゃって…初めてだわ、こんな感覚。』

『そうか、それはよかった（笑）』


夜はラブホテルを利用した。ＳＭルームがあったので、『遊ぼう！』と、少しはしゃいだ主と麻以だった。