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第21章 第6幕 プレイ

『んー、どうなのかしら…わからないわ。でもね、そういえば、主と別荘に行った初日、バスローブを脱がなければいけなかった、あの時のうち震えた感覚に似ているかもしれない……』


『麻以さん！』
『何を今更考えることがあるのかしら？（笑）何も論理づけて考えたり、そう位置づける必要なんてなんの意味もないわ。』

『………。』


『楽しんだらいいのよ。旦那様にきつく嬲られたり、辛い仕打ちを受けたり、被虐を与えていただけることを、ね！辱めや堪えることを、全て、理論なんかない、本能のままによ（笑）』


考えすぎるめんどくさい麻以の悪い癖が、またいらない迷いを大きくするところだった。


『ありがとう、真紀さん』